こちらでは信号があってないようなもの。
信号が赤でも、車が来ていなかったらみんなスタスタとどんな太い道でもわたって行く。おまわりさんがいてもヘッチャラ。そして、それが普通だからおまわりさんも何も言わないし。
郷に入っては郷に従えで私もすぐみんなに習ってスタスタ。
でも、ある日アパートの目の前のスーパーを出て道を渡ろうと思ったら、5〜6人の小学生が横一列になってちゃんと信号を待っていた。
さすがに、そんな彼らを無視して道を渡ることは出来ず、彼らの後ろで私も信号が変わるのをじっと待って彼らの会話を聞いていた。
みんな徒競争のスタート地点にいるみたいに信号が白(青)になるのをまだかまだかと待ちながら、色んな話をしている。ある男の子は「おれまた○○っこしたくなって来たよ〜〜。早く信号かわれ〜」と叫んで。まわりの子が一斉に大笑いしてたり。
信号が白になったとたんみんな一斉に道を渡って、それぞれの家に向かって散り散りに走って行った。
その後ろ姿をみながら、国や文化を超えた変わらない何かをしみじみ感じた。
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