2009年3月5日木曜日
帰国 3月3日
無事家に到着。
今日は3月3日。
家では両親と共に雛が迎えてくれた。
ほっと一息をついてから生ちらしをいただく。
お茶をすすりながら、日本だなあと思う。
これで私のNY滞在記は修了。
これからは、もとのブログの方に戻る。
読み続けてくださった皆様ありがとう。
来週末の3月13日(金)には海外派遣のプログラムの報告会の情報は元ブログのほうで告知します。
Good by NY 3月2日
NY最後の日 3月1日
NY最後の日は最後の洗濯と部屋の掃除。
ルームメートのNくんが突然掃除熱に燃えて台所の床をクイックルワイパーのウエットのものでゴシゴシとし始めた。自分のパッキングをよそに、彼をはげましながらテープ張りを手伝う。
何やっているんだ私は。
部屋がグチャグチャな状態なのに次に滞在するなつみちゃんが荷物を持って来てしまった。
どうしよう。
グチャグチャな部屋では落ち着かないので彼女を連れてTimes Sqare churchに行く。
もうすごく眠くて説教の間何度も居眠りした。でも何故かおかしいとこだけ目が覚めて笑っていた。
その後、 友達のJonの展覧会で行なわれているコンサートに行く。もうお別れだから最後に皆に会っておきたかった。
これはこの間撮り忘れたJonの作品。
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今日のメインボーカリストJonathan。
彼の歌った歌はすべてキルケゴールの「おそれとおののき」を元に彼によって作詞作曲されたもの。
なんとも心の叫びでした。
ルームメートのNくんが突然掃除熱に燃えて台所の床をクイックルワイパーのウエットのものでゴシゴシとし始めた。自分のパッキングをよそに、彼をはげましながらテープ張りを手伝う。
何やっているんだ私は。
部屋がグチャグチャな状態なのに次に滞在するなつみちゃんが荷物を持って来てしまった。
どうしよう。
グチャグチャな部屋では落ち着かないので彼女を連れてTimes Sqare churchに行く。
もうすごく眠くて説教の間何度も居眠りした。でも何故かおかしいとこだけ目が覚めて笑っていた。
その後、 友達のJonの展覧会で行なわれているコンサートに行く。もうお別れだから最後に皆に会っておきたかった。
これはこの間撮り忘れたJonの作品。
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今日のメインボーカリストJonathan。
彼の歌った歌はすべてキルケゴールの「おそれとおののき」を元に彼によって作詞作曲されたもの。
なんとも心の叫びでした。
Bed project Statement
海外派遣の醍醐味は「孤独」だと思う。なれ親しんでいる環境を離れ自己と向き合わされる。
環境が異なり、母国語が通じないというだけで、たわいもないマーケットでの買い物でも自己防衛機能が起動し、肉体的、精神的、思考的に自己を守ろうとはたらき寡黙になろうとする自分がいやでも存在している。そして、その存在を常に感じながら毎日を過ごす。実はそれは常に存在しているものだが、「親しんでいる守られた環境」の外に出ることによって光が当てられ、その存在が明らかになる。そして、否応なく自分と向き合わされる。自分は何故存在して、作っているのか。人種や国や社会や経済…。様々なことに対して脳が目覚め回り続ける。
派遣先にNYを選んだのは、受け入れ先があったことが一番の理由だが、他の地域にはない「緊張感」と「厳しさ」そして溢れる「エネルギー」の中に身を置いてみたかったことがある。中途半端なものを提示できないという緊張感と恐怖感。とにかく自分を捨ててやりきることを短期間の中で自分に課す。そういう状況に自分をおいてみたかった。
今回は、会場にベッドを置き、手で塗ってもらうという作品を試みた。
なぜベッドなのか。
それはこの滞在を通して、人は心地の良い空間にとどまろうとする習性があり、しかし、そこにとどまっていては何も新しいものを創りだすことは出来ないということに気付かされたこととリンクする。
「手をよごす」という慣用句は、「悪いこと・好ましくないことを行なう。」という意味もあるが、「自分の身体で実際に体験し、その苦労を味わって物事を行う。」という対照的な意味合いを含んでいる面白いものである。
今回は、手で塗る(手をよごす)行為の背後にあるさまざまな複合的な意味をとらえつつ、人々にとって心地の良い居場所の象徴でもあるベッドに手で塗るという行為を通して、異文化間においても、いかに体現化するのか試みたかった。
この作品はまさに今回の海外派遣の産物であると思う。
環境が異なり、母国語が通じないというだけで、たわいもないマーケットでの買い物でも自己防衛機能が起動し、肉体的、精神的、思考的に自己を守ろうとはたらき寡黙になろうとする自分がいやでも存在している。そして、その存在を常に感じながら毎日を過ごす。実はそれは常に存在しているものだが、「親しんでいる守られた環境」の外に出ることによって光が当てられ、その存在が明らかになる。そして、否応なく自分と向き合わされる。自分は何故存在して、作っているのか。人種や国や社会や経済…。様々なことに対して脳が目覚め回り続ける。
派遣先にNYを選んだのは、受け入れ先があったことが一番の理由だが、他の地域にはない「緊張感」と「厳しさ」そして溢れる「エネルギー」の中に身を置いてみたかったことがある。中途半端なものを提示できないという緊張感と恐怖感。とにかく自分を捨ててやりきることを短期間の中で自分に課す。そういう状況に自分をおいてみたかった。
今回は、会場にベッドを置き、手で塗ってもらうという作品を試みた。
なぜベッドなのか。
それはこの滞在を通して、人は心地の良い空間にとどまろうとする習性があり、しかし、そこにとどまっていては何も新しいものを創りだすことは出来ないということに気付かされたこととリンクする。
「手をよごす」という慣用句は、「悪いこと・好ましくないことを行なう。」という意味もあるが、「自分の身体で実際に体験し、その苦労を味わって物事を行う。」という対照的な意味合いを含んでいる面白いものである。
今回は、手で塗る(手をよごす)行為の背後にあるさまざまな複合的な意味をとらえつつ、人々にとって心地の良い居場所の象徴でもあるベッドに手で塗るという行為を通して、異文化間においても、いかに体現化するのか試みたかった。
この作品はまさに今回の海外派遣の産物であると思う。
2009年2月28日土曜日
BED PROJECT
2009年2月27日金曜日
IAM Encounter 2月26日
ベッドをセッティングした足でそのままIAM ENCOUNTERのオープ人が以上にMikeと行く。
こちらも公募作品展があって色んな作品が展示されている。
私の作品も一昨年、昨年とここに飾られていた。
今回はドローイングと写真が多い気がするのは気のせいかな。
でも、そんな中で私の心をくすぐったのはこれ。
オプニングはビデオで始まる
左上IAM創設者Fujimura氏、右上IAMディレクターBrian
左下IAM EncounterコーディネーターのKevin、右下私で〜〜〜す
もっとアップしたいけど、ここでエネルギー切れ。
グ〜〜〜。
セッティング完了 2月26日
ベッドのセッティングが無事完了!
けっこうステキでしょ。
最初ベッドはスペースの端に置くはずだったが、好きにしていいというので、ブックストアとリフレッシュメントの間のど真ん中に置かせてもらった。
会場全体の様子はまた明日。
セッティングを手伝ってくれたMike。
彼はオアイヨからIAM Encounterのために来たらしい。
ありがとうMike
2009年2月26日木曜日
遠方の友より 2月25日
遠くにいるアーティストの友からの励ましのメールを受け取った。
心からの励ましと、的確なアドバイスは心にしみた。
彼のくれた言葉の中にあった「自分の作品を信じ、自分が相手に精一杯心を開こうとする。」ということがまさに今回の私の鍵だと本当に同感。
「心を開く」ということは、実はNYに来てずっと考えさせられてきたものの一つだった。
NYに長期滞在するということは、札幌という、住み慣れた心地よい守られた環境から出て、言葉も思うように通じない、異なった環境に自分を置くこと。そういう状況では意識しなくても自己防御機能が起動する。そして、自分を守ろうと心を閉じようとし、寡黙になろうとする、そんな、自分をいやでも痛切に感じる。
滞在の2〜3週間目はそれと向き合う毎日だった。
ある日、地下鉄に乗っている時、ジェントルマンが一人の見知らぬ中年のレディーに軽く話しかけてている光景に出会った。その時、私にはそのジェントルマンの心がとっても開いているように見え、彼がとても自由に見えた。
そして、「そうだ、心を開かないとな」と思わされた。
そのあと、私の中でパチッと音を立てて曇っていた視界が開けた気がした。
心を開くとその分傷つく機会も増えるかもしれない。しかし、閉じていては決して出会うことの出来ないものに出会いふれあうことが出来る。
私の作品は、人との関わりに支えられて形作られて行くものだから、なおさら私は心開かなくてはならない。
心を開いて、人と関わること、それは自分をGiftとして他者に提示することなのかもしれない。とも思う。
そして、私の友からの励ましのメールは、そのことをまた再確認させてくれた。
私は、
自分に創造する力を与えたその源を信じ、
そして、自分の作品を信じ、
心を開いて明日に向かおう。
新しい友との時間 2月25日
今日は新しく友だちになったレイチェルとなつみちゃんを誘ってJonathan Cowanという昨年友だちになった若い作家の展覧会のオープニングに行く。彼の展覧会を企画したSamも昨年友だちになった一人。
オープニングに行く前にレイチェルとなつみちゃんと5時頃待ち合わせて食事とお茶をしてから展覧会場へ。
食事は雰囲気で選んだらお寿司屋さんだった。
え!? これが寿司屋?という外観と内装。(写真を撮っておけば良かった...。)
カルフォルニアロールと焼きそばとスパイシーツナサラダを3人でシェアーして、場所をかえてお茶をする。ケーキもボリュームがあって、なおかつ飲み物が甘かった...。
なつみちゃんとレイチェル
作品のファイルを見せながら色んなことを話して凄く楽しかった。
何か新しいことが始まるようなそんな感覚がしてワクワクした。楽しくてすっかりオープニングの始まる時間をわすれてしまった。でも、遅れても問題なかったみたい。
それにしても、明日本当にセッティングがあるのかと思うくらいエンジョイしてしまった。
The dream comes true 2月24日
日にち変更OK 2月24日
午前中にKevinに電話をしてその後会場側のベッドの搬入の件がどうなったか確認
こちらでは、待ってても連絡をくれないから、自分から連絡をしなくてはならない。
結局会場となるビルでは何時でも受け取ってもらえるそうなので、デリバリーを前日の水曜日に変更することになる。
運送会社に電話し日程を変更する。
ここでまた、小さなトラブル。
電話に出た人が、私の荷物記録が当たらないからIKEAに電話して確認するように言われる。IKEAに電話しかけかけたが、だめ元でもう一度運送会社に電話。
こういう状況では弱気になるとだめなんだとつくづく学ぶ。
違う人が電話に出てくれたので、ゆっくり話しながら、粘り強く確認を取る。最後には、やっと私の記録を発見してくれて、日にちも無事に変更が出来る。
ほっと一息。
日本だと、住所も日程も簡単に変更できるのにどうしてこんなにもあっちこっちに連絡しなくてはならないのか本当にわからない。
一緒にIKEAに行って手伝ってくれたRam
この間のIEKAでも、他の人の商品を間違って私の買っているものとして会計してしまったが、その場でキャッシャーの子は出来ないという。日本だったら、その場で会計をキャンセルして一からやり直すのだが、それができない。もしかしたら出来るけど彼女が知らない買ったのかもしれない。結局返品のコーナーにいってその分の支払いをキャンセルしたが、そのコーナーがまた非常に待たされた。1時間ですむような買い物が2時間以上かかってその日はほとほとつかれた。
国が変わるとこうもシステムが変わるのか〜。と驚かされる。
なんて日本は便利な国なんだろう〜。
と思う
ここ2、3日この一件でエネルギーのすべてが吸い取られてしまい他のことがあまり手に着かない。
明日のセッティングうまく行くかな〜。
ドキドキ。
2009年2月25日水曜日
あわや! たらい回しの巻 2月23日
今日は、朝起きた途端、頭も心もグルグルになる。
カンファレンス・ディレクターのKevinに購入したベッドのサイズを会場の担当者のCarolinaに知らせてといわれたので、ベッドのサイズをIKEAのホームページのURLを送ってお知らせしたのだが、何と!彼女の知りたかったのはベッドフレームやマットレスを梱包している箱の大きさを知りたかったのであ〜〜る。
そんなの〜。もう運送会社に渡しちゃっているから分からないよ〜〜。
とまずパニック第1弾
Carolinのメールに返事をしようと思ったけれど、ここで私が彼女と連絡をとっても非常に面倒になると思ってKevinに助けを求める。
そして、パニック第2弾!
今度は運送会社に受け取りの場所と日にちを変更してもらう電話をかけたら、「日にちは変えられるけど住所はこっちでは変えられない。IKEAに電話して変更して。」と言われる。それでIKEAに電話し、電話に出た人が担当の人に代わりますと電話を転送してくれたのは良かったが、なんと!それが私がかけた運送会社!しかも、電話に出たのはさっき話したばかりの男性。「あ〜。あなた、だからIKEAに電話してって言ったでしょ。」と怒られる。
だから、私はIKEAに電話したんだけど....。
キ〜!!っとなりそうになりながらもう一度IKEAに電話をしようと電話番号を押しかけて、これでは「たらい回し状態」に絶対なる!と思い、再びKevinにお助けコール!! 状況を説明して、私の語学力ではもうこの状況をハンドルできないと伝えたら助けてくれることになった。
ふ〜。
でも、状況が明確になるまでは何とも心が落ち着か〜ん。
ギフトとして 2月22日
今日でまるNY滞在4週間になる。
わたしにおめでとう〜〜。
今日は、Fujimura氏が彼の教会で「The gift of action」について語るので、彼の教会であるビレッジチャーチに行く。私の滞在先に引き続き私と入れ替わりで滞在するなつみさんも誘った。
彼女は中学校まで教会学校に行っていたそうで、あっという間に教会に馴染んでいた。楽しかったそうで良かった良かった。
Fujimura氏はルイス・ハイドの「The Gift」という本にあるギフトエコノミーをもとに「わたし達自身が神の贈り物として社会に生きることの大切さと可能性を語っていた。
ルイス・ハイドのこの本は2005年に絵画の場合展の中で『お気持ちものプロジェクト』を企画した北大の堀田真紀子さんが紹介してくださり、話は彼女から聞いていたけどまだ読んでいない。読んだ友人によると日本語訳はちょっと奇妙ならしいけど、内容はとても興味深く意味深いと言う。帰ったら読もうと思う。帰る前に英語の本も手に入れようかな。
彼の話の中で、「この経済危機の中だからこそ、新たのことを始めるべきなのかもしれない。」と語った言葉が私の心に響く。
そして、NYに来る前からやろうと心に定めていることを実行に移そうと、また、心新たにする。
2009年2月23日月曜日
待ち合わせの場所は 2月21日
その地域や国で待ち合わ背に適した場所というのがある。
ということを今日は実体験。
日本では良く駅の改札やホームで待ち合わせたりするけれど、NYでは最悪の場所だということが分かった。
日本と違ってNYの地下鉄の構内では携帯電話の電波が通じない。ところがほとんど?
だから、駅の中で待ち合わせていると、自分の状況を伝えることも出来ず、相手のことも分からない。
今日は待ち合わせた人とすれ違い1時間待ってもあうことが出来なかった。
かわいそうなのはNYに来たばかりなのにたった一人でずっと待ち続けていた彼女...。
変な場所を待ち合わせにしてごめんね。
NYでの待ち合わせの仕方は「○○ストリートと○○アベニューの交差点ね。」が一番なんだ〜ということを痛感。
それにしても、今日は地下鉄にまつわるトラブルがそれ以外にも沢山重なって、IKEAでのトラブルも加えると7つぐらいあった。
ほとほと疲れた一日だった〜〜〜。
ふ〜〜。
2009年2月21日土曜日
チャイニーズカフェでの出会い 2月20日
Sのオフィースを出てから家に帰る前に家の近くの画廊を見て回ってから帰ることにする。
2AV駅で降りて、気に入った画廊に行ったらセッティングしていて入れす、そこで気がなえてしまい、お茶をしながら色々考え事をしようと思って、チャイニーズのカフェに入る。エッグタルトとコーヒーを頼む。コーヒーは懐かしい味がするシンガポールで飲むような練乳の入ったあま〜いコーヒー。きた〜!という感じ。
でも、エッグタルトも甘かったのでちょっとミスマッチ。
エッグタルトは半分でやめておく。
チャイニーズカフェは中国語の嵐で、静かにしんみりとするというわけではないが、なんだか妙にほっとする。昔の近所のおじちゃんおばちゃんの寄り合いの場所ってこんな感じだったのかな〜。と思ったり。
展示の手順をまとめていたら、目の前に座っていた女の子が話しかけて来た。彼女の名前はHelen。色んなところを旅して写真を撮っているらしい。4月にはSOHOで日本人2人と展示するといって、そのギャラリーに連れて行ってくれた。そこは何とも若者のエネルギーに満ちているっぜ〜〜〜。という感じのThe Puffin Roomというスペース。
札幌で言うとPRAHAなのかな?
興味のある方はこちらをチェック↓
puffinroom.org
わたしのプロジェクトの話をしたら来てくれると言ってた。「え〜じゃあ、布持って行っていい?」と言われてはっきりとNoと言えなかった。
「あたしってあたしって〜気の弱い日本人...。」と思う。
絶対布持ってくると思う。どうしよう...。
会場で会った時にちゃんと説明するしかないよね。
マフィ〜ン 2月20日
私の滞在先にはスキャナーもプリンターもないので、デザーナーをしているSのオフィースにお邪魔して、スケッチのスキャンと印刷をしてもらう。
Sは何も持ってこなくていいよ〜と言ってくれたが、日本人の私はそうはいかない。マフィンを2つ買って持って行く。
おしゃべりをしながら作業をして、あげたマフィンのうちのブルーベリーマフィンをちょっと味見。うま〜〜〜〜〜〜〜い。
家に帰る時に自分用に買って帰った。
このお店シンプルなマフィンの方がおいしいのかも。
こんなにも大きい!これは$2.50
こ〜んなにもブルーベリーが入っているのだ〜。
言葉 2月19日
今日はほとんど家にいて、S-airの報告資料のための文章を仕上げる。いまいち不完全燃焼だが、取り合えず保険としてデザイナーさんに送る。
ブログにその文章を載せたいのはやまやまだが、切り貼りが出来ないので断念。
同じブログのサイトを使ってる人でこれを解決できる人いたら教えてください。
夜は、IAMスペースをでのFujimura氏のチェルシーにあるDiron Gallery主催のデモンストレーションを見に行く。
先月Diron Galleryの入っているビルの3階が火事にあって、画廊自体は無事だったが今は入れない状態なのでIAMスペースをつかったらしい。Fujimura氏の最近出版されたReflactionという本の内容と、日本画の素材、紙や墨、そして金箔との関係を話しながらその素材その者の説明をしデモンストレーションはすすむ。
彼の話を聞きながら、真摯な言葉は人の心の深みにしみ込んでくると思う。
来週のカンファレンスで彼の話を聞くのが楽しみだ。
2009年2月19日木曜日
地下鉄 2月19日
信号 2月19日
眠れないので、先日読んだamさんの日記に刺激されてよみがえった記憶を書いてみる。
こちらでは信号があってないようなもの。
信号が赤でも、車が来ていなかったらみんなスタスタとどんな太い道でもわたって行く。おまわりさんがいてもヘッチャラ。そして、それが普通だからおまわりさんも何も言わないし。
郷に入っては郷に従えで私もすぐみんなに習ってスタスタ。
でも、ある日アパートの目の前のスーパーを出て道を渡ろうと思ったら、5〜6人の小学生が横一列になってちゃんと信号を待っていた。
さすがに、そんな彼らを無視して道を渡ることは出来ず、彼らの後ろで私も信号が変わるのをじっと待って彼らの会話を聞いていた。
みんな徒競争のスタート地点にいるみたいに信号が白(青)になるのをまだかまだかと待ちながら、色んな話をしている。ある男の子は「おれまた○○っこしたくなって来たよ〜〜。早く信号かわれ〜」と叫んで。まわりの子が一斉に大笑いしてたり。
信号が白になったとたんみんな一斉に道を渡って、それぞれの家に向かって散り散りに走って行った。
その後ろ姿をみながら、国や文化を超えた変わらない何かをしみじみ感じた。
勘違いpodcast 2月18日
ビデオ撮り直しだと思っていたのは、全くの私の勘違いで、全く別のpodcastのための録音を頼まれていたことにIAMスペースに着いて初めて知った。わたしの勘違いでお互いのメールがちぐはぐになっていたことを笑う。この思い込み癖なんとかしないとな〜。
podcastの録音ではNY滞在の目的やIAMとの関わり、そして、今回の新しい作品について語った。これは英語じゃなくて日本語だったのでベラベラしゃべりまくる。いつアップされるのかは未定。自分の声を聞くのは恥ずかしいから聞かないかも。絶対「え〜」とか「で」とかけっこう言ってたりするんだよこれが。
これは、Makoto Fujimura氏 IAMの創設者。
彼とpodcastの録音を終えた後、一緒にJanet Fishの展覧会を見に行く。
70才を超えた女性が描いたとは思えないほどのJanet Fishの作品はパワフル。彼女のその描写の巧みさを超えた色彩感覚と狂気に近いようなエネルギーに圧倒される。
この色の組み合わせでこう描いたら絶対全部ぐちゃぐちゃになるでしょ〜。というような色を使っていてちゃんと空間が成り立っていてそれが恐ろしいほどリズミカルにバランスがとれている。私だったら描いている途中に何をやっているかわからなくなるなと思う。
Fujimura氏曰く「彼女は自分のランゲージが非常に明確で、自分が何をしたいのかどこに向かっているのが描き始めた段階からわかっているんだよ。」
ゴールが明確でないと途中で何しているのか分からなくなるのか。なるほどね〜と思う。でもきっと1+1=2みたいなわかりかたでわかっているわけでもないんだろうな〜とも思う。
彼女の作品から溢れながれるパワーが何とも心地が良い。見れば見るほど色んなことを発見していつまでも見ていたい作品。もしお金があって天井の高い広いリビングがあったら彼女の作品を一枚欲しいな〜。
画廊の後5th Avにあるappleストアに行く。
札幌のappleストアのお姉さんに是非見て来てくださいね〜と言われたのでここは絶対行かなきゃと思っていた。(なんでだ?)雨が降っていたので、中に入るのはこの次にして写真だけ撮って家路に着く。
今日がNYに来て初めての雨。日本から傘を持ってきた傘を活用できなくて非常に悔しい。
今日のお買い物
アボガド。これは日本でみたことがない緑色の皮の大きなもの。
半分で75セント。やす〜い。
バナナは青すぎて食べたら渋くて、口の中がシュワシュワ。おいしく食べれるにはちょっと待たないとならない。Oh... No... (ToT)
イチゴはこの量で160円くらい。これはジャムになって明日の朝クリームチーズとともにいただく予定。
この間バナナマフィンを買ったところで違う味のマフィンを購入
これはピーナッツバターヨーグルトレーズンマフィン。
味は、経験したことのない味のような、どこかで味わったことのあるような....。
この間のバナナマフィンの方が良いかな〜。
枕 2月17日
2009年2月18日水曜日
珍客登場 2月17日
昨晩私の部屋にゴキちゃんが出た。
なんか顔のあたりがサワサワすると思って目覚めたら。寝ぼけ眼で枕をみたらカボチャの種くらいの大きさの物体が...。瞬間的にその物体を咄嗟に払い除け、ガバッと起きる。
しばらくして、あれは茶羽ゴキブリだ〜。と思考回路が合体!
振り払わないでしっかり殺しておくんだったと思って、飛んで行った方向を探しても、あとのまつり。そんなの見つからな〜〜い。
その後どうして良いかわからなくなって、バスルームにいって石鹸で手をごしごし洗ったり意味不明な行動に出て...。が、しかし部屋に帰って来たら、なんとゴキちゃんが!
「あたしここにいるわよ〜。」といわんばかりに顔を出してた。
もちろんゴキちゃんお陀仏。
ほっとしてベットに入るけどなんだか他にも出てきそうで、しばらく落ち着かず。そうこうしているうちに夜は明ける〜。
2009年2月17日火曜日
残り2週間 2月16日
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