2009年1月31日土曜日

新しい滞在先 1月30日


新しい私の場所

窓からの眺め

荷物を全部出し終えて一番最初にしたことはシャワールームのバスマットの洗濯!
洗濯前の写真を撮っておけば良かった。
これ。洗濯前は深みのあるグレーだった。笑
下見に来た時に一番最初に思ったことは、初日にはバスマットの洗濯!

私の部屋もかなりごちゃごちゃしているが、水回りに関してのみ非常に潔癖。どんなに自分のへやが埃だらけでも、台所の水道の蛇口とかコシコシしてしまう。電子レンジとかもそう。


買い出ししました。
セロリ
キュウリ
ブロッコリー
人参
ブラウンマッシュルーム
ターキー
ブラックオリーブ
牛乳
ニンニク


でた。ゴキブリ!でも死骸。しかし、ちっちゃいのがちらほら現れているのを目の片隅でとらえる。
Sharitaの家では全然見なかったが、ここには一杯いる。とおもう。
見ていなかったので存在を忘れていたが、そういやそういうのはいるよね〜。と実感。
札幌にはいないから(一部存在有)すっかりNYにもいないと思い込んでいた。甘かった。

散策 1月29日


新美術館のすぐそばのGalleryで展示されていた日本人作家Mr.の作品。
きたか。というかんじ

暖をとりに何気なく入ったアンティークショップ中は絵でいっぱいでした。
展示されていた作品はちょこっと私の心の琴線を揺さぶる。(隠し撮り)
昨年あったフジタの展覧会で展示されていた裁縫箱とリサとガスパールの雰囲気をミックスして緩くした感じ。垂木を9cmくらいに切った大きさのキャンバスに描かれていたミニカーの絵が欲しくなってしまった。

sun rise marketの素うどん
映画の「うどん」を思い出す。


ドローイングセンター

↓ドローイングセンターの所有するギャラリー
"just like an Ant walking on the edge of the visible"
丸い椅子のが沢山並んでいるような作品。
座る場所にペン先がドローイングしている図がプリントされている。椅子の足の部分が作品タイトルと同じアルファベットになっていてそれにびっくりした。

新現代美術館 1月29日

新現代美術館は、コンテンポラリーアートだけにフォーカスしたNYのなかでは唯一の美術館。
言った時にはHUBとしての美術館という試みをしていて、全く異なる4カ国、韓国、エジプト、メキシコ、(後一つがわからない)、のギャラリーがそれぞれの階にあってそれぞれの企画を行っていた。

最上階の展示は、”Exdous2048”という、2048年にイスラエル人が難民になってオランダ人にあるという設定のとても政治色の強いものだった。
中は撮影が出来ないので外側だけ

一番びっくりしたのはトイレ。
入った瞬間に立ち止まってしまいました。
総璧面タイルのモザイクで埋まっていて目がチカチカします。

便器の中の水の色まで壁の色と一緒。
出た時に男性のトイレの中がちらっと見えましたが、同じ柄でオレンジ。過激です。思わず入って写真とらせてもらい衝動に駆られたが、重いとどまる。

2009年1月30日金曜日

歩く歩く 1月29日

昨日はいっぱい歩きました。
新現代美術館とそこいらのギャラリーをグルグルまわった。

それにしても、晴れて沢かやなのにむちゃくちゃ寒い!!
みんななんであんな薄いコートでスタスタ歩けるんだろう。

冷えきった身体を温めるために色んなShopにチョコチョコ入って物欲を刺激されつつ。最後sunrise martにたどり着き素うどんを食べた。カツオだしの味がした讃岐うどん(たぶん本当にだしをとっているわけではないはず)。「こんなものに$7も出してるなんて私って〜」と思いながら寒さと空腹には勝てず....。でもそんなこと思っている割に、スープをすすりながら幸せな気持ちに一時浸る。

6時に家に着いたときはもうグロッキー!
すぐ横になってしまいたい〜〜〜。がしかし、今日はSharita邸最後の晩なので一緒にご飯を食べるために必死に起きて彼女の帰りを待つ。
dinnerが終わったらすぐさま夢の中へ....

写真と美術館の報告は後ほど。

2009年1月29日木曜日

それでも夜は明ける  1月29日

あまり薬に頼ってもいけないので半分だけ飲んだ。
レム睡眠が続いたせいか色んな夢をみる。
夢の中で自分の顔が韓国人の友人の顔になってしまった。その本人にあって、「あら、あなたの顔わたしの顔になってるよ。」と言われ、はっとして顔をさわったらなんか頬の辺りの感触が違う。鏡を見たらまさに彼女の顔になっている。何が起きたんだ〜!と必死で原因を究明し元に戻そうとした。で、最後に戻ったかどうかわからないまま目が覚めてしまった。

目覚めたのは朝5:30、日本時間19:30。
時差の計算が早くなった。
NYはまだ真っ暗。
ちょっと早いが健康的な生活の始まりには早すぎる時間ではないのでそのまま起きることにする。
今日は昨日の挽回で新現代美術館にいこう。


7時頃の外の眺め

恐るべし時差ぼけ  1月28日

日中少々仮眠をとるつもりがそのままずっと寝てしまった。
恐るべし時差ぼけ、今は夜の0:42日本時間は14:42。
今晩は薬のお世話にならないといけません。


これはsharitaの家からの眺め
41階なので非常に眺めがいい。
あまりにも高くて、ベランダに立つと身体がシュワシュワする。
わかるかなこの感覚?

2009年1月28日水曜日

ビデオ出演  1月28日

IAM(international arts movement)のスタッフのケビンからメールが来る。2月末にあるカンファレンスのビデオクリップに出てほしいとのこと。

電話をかけて詳しい内容を聞く。
30分撮影してその中の5秒使うらしい。

以前シンガポールで、5秒のカットをとるために30分以上かかって冷や汗をかいたいやな思い出がある。

原因はわたしの英語の発音の問題。どうやってもなかなかthousandsのthが発音できなくて、出来たかと思ったら最後のsをわすれたり、本当に大変だった...。

それを思い出してちょっと引いたが、今回は適当にしゃべってどこか良いカットを使うらしいので大丈夫かな〜と思って了解した。撮影は来週の水曜日。

その話をしたついでに本題のCreative zoneについても訪ねて、場所の下見のアレンジもしてもらう。それも多分来週になる。

活動開始は新しい場所に移って落ち着いて、来週からという感じになりそう。

それにしても雪は降り続いている。

雪・雪・雪  1月28日

NYは昨晩から雪が降っています。
どおりで昨日のスタバが寒かったわけだ〜。
こっちの寒さは札幌の寒さとちょっと違う。
太陽の日差しにだまされてぼ〜っとしてたらあっという間に耳が痛くなっている。みなさん帽子をかぶっていらっしゃるわけがうなずけます。

夜中の3時半の様子。
薬を飲まずに寝たら起きてしまった。身体はとても正直です。


朝8時の様子

こんなにもつもっているのです。

出かけるのが非常におっくうになります。

インターネット 1月27日

スターバックスでは無線LANが走っているとSharitaに聞いてすぐ近くのスターバックスに行く。でも甘かった。無料じゃない2時間でだいたい350円かかる。
それでも良いからやりたいと思ったけれど、今日はクレジットカードを持ってきていないので出来ない。

しょうがないのでブログにアップする日記をクリップブックに入力する。

が、しかし。このスターバックス非常に寒い。
人の出入りが激しいせいか外気がバシバシ入ってくる。
冷えきってどうしようもなくなり家に帰る。

帰って続きを入力しようと思ったらなんとインターネットに通じるではないか!!!!誰かの無線LANがロックがかかっていないらしく不安定だが使える!!


おかげでこんなにも沢山書き込めているわけなのさ〜〜。

もう寒いスタバに行かなくていいのが嬉しい。

誰だかわからないけれどありがとう。

新しい滞在先 1月27日

今日は30日からお世話になる家に鍵をもらいに行く

部屋の持ち主は渡辺真也さん
将来有望な若きキューレーターさん。

IN TO THE ATOMIC SUNSHINEという展覧会を企画されている。
http://www.spikyart.org/atomicsunshine/indexj.html
NYのほかに、東京と沖縄で展覧会が開催されるよう。

彼の写真を撮らせていただこうと思ったのですが、疲れ顔だったので遠慮する。
本人の略歴はこちら。
http://spikyart.org/anotherexpo/shinyaresumej.htm

これから滞在する場所はローワーイーストサイドになる。
http://newyorkcity2005.web.infoseek.co.jp/information/maps/les-map-j.html
渡辺さん曰く、ここはあまり豊かな地域ではなかったが、様々なショップが参入してきたために最近はおしゃれな町になってきたそうだ。


アートの最近の注目の場所も聞く。彼曰く、今はウィリアムスバーグもダンボもあまりぱっとしないらしい。
一度はマンハッタンの外に出たギャラリーもみなチェルシーなどに戻ってきているとか。
でも、チェルシーも形骸化していて面白くない。
「最近面白いのは、新現代美術館の周りだよ。」と教えてくれる。
ってことは、この家の近くではありませんか?
やっぱりこの家にしてよかったんだと確信をさらに強くする。

明日はとりあえず新現代美術館に行って情報を仕入れることにする。
http://www.newmuseum.org/

今日の失敗  1月26日

わたしは軽い(?)インタネーットフリークだとおもう。
たぶん...。

乗り物酔いでゲロゲロしているのに、家に着いたとたんにメールがチェックしたくてたまらなくてSharitaのPCを拝借した。

日本語を読めるようにセッティングしてメールをチェックしてほっとしたあとSharitaの置き手紙に気がつく。そこには”You can use anything but please don't touch PC”とあった。それを見た瞬間血の気が引いた。

彼女にすぐでんわしてPCを使ってしまったことをあやまる。彼女は「使って良いけどセッティングはかえないでね」といわれる。でも「わたしはセッティングをかえちゃったの~。」とまでいえなかった.....。言えなかったことがさらに私の中で罪悪感となり時差ぼけと車酔いにくわえて心も頭もグルグルになる。

「このまま黙って知らないふりをしてしまおうか...」そんな思いとの戦いの末、「怒られても、嫌われても」正直に言おうと決心する。
決心したらなんだか心が軽くなった。家にいても仕方がないから買い物に行くことにする。
スーパーへの道すがら、「人間失敗した時にどう対応するかで真価が問われる」と自分に何度も言い聞かせながらどうやって、どのタイミングで告白するか対策を練る。映画やドラマの中で自分の失敗を告白しようとしてなかなか告白できないというようなシーンを見ながら「早く言っちゃえよ〜。その方が問題は大きくならないよ〜」と心の中で言っているものだが、はてさて、自分が同じ立場になるとやっぱり同じようになかなか言い出せないものだ。改めて「そういうもんなんだよな〜」噛み締める。

いろいろ思いめぐらしている中で「贈り物は怒りをなだめ。(箴言21:14)」という言葉をを思い出し、彼女を祝福しまくってから告白しようと決意して、今日の夕飯は奮発だ〜〜!と買いまくる。


キュウリ2本
エロリ1株
ベビーキャロット1袋
マッシュルーム1パック
大きいタマネギ2個
マスカット
どでかい七面鳥の足のスモーク2本
アップルパイ1ホール
全粒粉の食パン
ヘーセルナッツのコーヒー

大量に買い占めたが2000円にもならなかった。
NYは物価が高いというが安いスーパーがちゃんとあってジモティーは利用している。
ただし5時とかに閉まる。

特に七面鳥は1本30cmくらいの大きさですごく太いのに2本入って450円くらい。

買ったすべてのものが日本よりも安かった気がする。
日本はエンゲル係数が本当に高いのだと思った。

本題に戻って、sharitaにはたらふく食べて、アップルパイも2回食べたあとに告白した。
彼女は笑って"It's ok"とかる〜〜くゆるしてくれた。
ゆるされるって本当に嬉しいものだと噛み締める。


滞在の初日に失敗して身が引き締まって良かったのかもしれない。

Sharita 1月26日

1月26日から30日まで居候させてくれる友人の名前はSharita.
彼女は60才の黒人女性。
ほとんど私の母と年齢が変わらないが本当に良いお友だち。
彼女は演劇をこよなく愛し、本人も舞台に時々出ている。


sharitaの家族の写真右下が若かりし頃のsharita


彼女はクリスチャンで彼女の家には至る所に様々なオーナメントが飾られている。興味深いことは、そのオーナメントがみんな黒人だということ。天使も黒人。





私もクリスチャンだが、黄色人種の天使を想像したこともないしそういう絵を見たこともない。確かに、神はすべての人々の神なわけだから、天使だっていろんな肌の色をし姿をした天使がいておかしくない。しかし、私の中にあるキリスト教=西洋の宗教というマインドセットがイマジネーションを限定させているのだと改めて自覚させられる。

本来中東から発しているのにね。

そしてまた、彼女の家の中にあるオーナメントをを見るだに、この国の人種の問題の奥深さを感じぜずにはいられない。

彼女の冷蔵庫の扉にはオバマ大統領の家族の写真の切り抜きが張ってあった。

NY到着 1月26日

JFKに到着前に朝食が出る。
そこでベーコンをがんばって食べたのが運のつき。
しかもそのあと飛行機が乱気流でゆれるゆれる。
入国審査のところでは半分ゲロゲロ状態。
それに加えて私の乗ったタクシードライバーの運転もなかなか元気でさらにゲロゲロ。
友人の家に着いた時には完全に出来上がった状態でクラクラ。

日付が変わらず、しかも朝の9時半もう半日以上たっているはずなのに2時間しかたっていない感覚。

ちょっとしか時間がたっていないのになんでこんなに疲れてるのかな〜〜。

というきもちになる。

機内食  1月26日

私は機内食が非常に苦手。

たぶん子どもの頃から乗り物に弱いのが未だに影響しているのだと思う。
密閉された乗り物の中で食べ物のにおいがムンムンしていると気持ちが悪くなる。

特に、照り焼きチキンなどは完全にバツ
容器を開いてにおいを嗅いだだけで、うっとくる。

今回はそれを考えて、セロリと人参の塩揉みをこっそりと鞄の中に潜ませていた。が、しかし......。席のせいで機内持ち込みのキャリバックは遥か遠く......。到着直前にようやくありつけただけだった。

離陸直後の昼食がサーブされた時には、ベジタリアンミールに変更することをチェックインの時に寝不足でぼーっとしていてすっかりわすれていたこを恨めしく思う。

しかもメニューがかの照り焼きチキン!もう一つはハッシュドビーフ(涙)

気を取り直して、シャンパンを頼んでハッシュドビーフを選ぶ。

幸いなことに、小さいお蕎麦と、サーモンマリネとハムがついていたので、それをつまみながらシャンパンを味わう。
ハッシュドビーフをあけてみたが、やっぱりうっときて蓋を閉じた。

おなかは最高潮にすいてるけど残念ながら食べれない。

でも、嬉しいことに最後のデザートにハーゲンダッツのアイスが登場(^o^)/
これはとっても嬉しい。

コードシェア便でチケットはユナイテッドなのだが全日空だったので添乗員さん達も全部日本人。メニューもサービスも日本流で何もかも行き届いて快適快適。

食事以外にもお願いしたらスナックももらえる。
機内食が半分も食べれない私には幸いだった。

機内食の写真?
そんなものはないですよ。

出発 / 1月26日

いよいよNYへ出発!

朝一番7:50発の飛行機に乗るので、ちゃんと起きれるか心配でかなかな寝れず、前の晩はずと起きていてようやく朝方3:30にソファーで仮眠を1時間半だけとる。5時には起床6時には駅に父に送ってもらって到着。

5週間の長期不在はちょっと心をセンチメンタルにする。
別れ際に父をハグしたくなるが、やっぱり日本人同士だと恥ずかしくて出来なかった。笑

天候に恵まれて飛行機の遅延はなく、成田での乗り継ぎもスムーズ、換金もして、母のしわ対策のクリームも免税店にて購入し、搭乗口へ。もちろんお決まりのスタバでアイスラテのショートもゲット!

42番ゲートが非常に遠く、歩けどもなかなか遠くてびっくり。

座席は選択をちょっと間違って前方に席がない通路側の席になってしまう。

足下に荷物を置く計画だったので非常に困った。

しかし、とてもやさしい添乗員さんのおかげでベストコンディションを確保。
普通その場所はすべての荷物を上の荷物入れに入れなくてはならないのだが、私の場合、精密機器ばかりが入ったものだったので、離陸着陸時に膝に抱きかかえることでOKをとる。

名前は存じませんが、やさしい添乗員さんありがとう。

2009年1月20日火曜日

滞在先決定!

出発1週間前にして滞在先がとうとう決定!
ロウアー・イースト・サイドにあるアパートメント。
SOHOとチャイナタウンまで歩いて15分。大きな建物の12階で、窓からはエンパイアが眺められるらしい。
チェルシーにも行きやすいし、ウイリアムズバーグにもダンボにも受け入れ先のIAMのオフィースにも行きやすい。
そして、貸し主の方は何と若きキューレターさんです。
妥協しないで待ったかいがありました。

あ〜ほっとした。

2009年1月19日月曜日

宿泊先リサーチ

今回の派遣先のIAMでは宿泊先を提供してくれるわけではないので、自分で捜すことになった。
1ヵ月近くの長期の滞在では、いつも泊めてもらっている友人宅に居候は出来ないので、サブレットしてくれる場所を探すことにする。
サブレットとは、サブレットとは自分の部屋を旅行などの留守の間、さらに又貸しすること。インターネットで検索して情報を集める。
私が見つけたのはこの3つのサイト。
NYに行かれるかたご参考にどうぞ。
http://www.add7.net/all-bbs/short-stay/short-stay.htm
http://living.aozorany.com/sublet/index.php
http://nyc.mixb.net/acm/acm_search_detail_f.php

始めてのことはいつでもやっぱりドキドキ、ハラハラする。

2009年1月17日土曜日

派遣受け入れ先

今回の派遣プログラムの受け入れ先となってくれるのはInternational Arts Movement(IAM)というNYに基盤を置いているARTNPO

http://www.iamny.org/

IAMのプロデゥースするIAM ENCOUNTER"ART IN ACTION"というカンファレンス(2009/2/26-28)の中に設置されるクリエイティブゾーンの一角をもらってワークショップを行う。

http://www.iamencounter.com/

S-AIRアワード

S-AIRアワード(アーティスト海外派遣プログラム)のセルフ・プロデュースを昨年の6月いただき来週からNYに行ってきます。
http://www.s-air.org/award/index.html